

設え
和の真髄と趣が調和する空間
- 素材と陰影が織りなす、静謐な空間デザイン
エントランスには、重厚な石壁と「迎えの壁」を設え、素材の力強さと静けさでお客様をお迎えします。
木ルーバーの繊細な陰影や茅葺の素朴な質感、版築左官の豊かな表情が調和し、
伝統と現代性が共存する空間を演出。
さらに、長い奥行きを活かした構成と、象徴的なペンダントライトが生み出す光と陰影が、空間に静かな緊張感と品格をもたらします。
視線の抜けや高低差にもこだわり、歩みを進めるごとに景色や空気感が移ろう設計に。
細部に宿る意匠や素材の余韻が、料理へ向かう時間までも特別な体験へと導きます。
- 空間に響く、和のアート
先を見せすぎない構成の店内では、曲がり角ごとに現れる和のアートが、静かな緊張感と落ち着きを演出します。
松原賢氏による作品「爐聲(ろしょう)」は、築百年を超える古民家の囲炉裏を囲む人々の語らいや薪の弾ける音、その場に流れた時間の記憶を表現したもの。
目には見えない音や気配を感じさせる作品が、空間に深い余韻をもたらします。料理へ向かう期待感を高めながら、空間に奥行きと余韻をもたらすアート。
日向海ならではの静謐な世界観へと、ゆるやかに誘います。<Artist Profile>
️松原 賢 Ken Matsubara1948 富山県生まれ
1977 第一美術展(第一美術賞)
1987 上野の森美術館 絵画大賞展(優秀賞)
1988 日本現代陶彫(優秀賞)
2008 松原賢「生々流転」(富山近代美術館別館)
2023 松原賢展「自然と時空の環」(秋水美術館)
"Chaos: Ken Matsubara's Buddhist Master work"(ミネアポリス美術館)
- 温もりを添える木彫りの猫
彫刻家・はしもとみお氏による木彫りの猫が、店内の随所でお客様をお迎えします。
日本文化の中で古くから愛されてきた猫は、親しみやすさや温かさの象徴。
その穏やかな佇まいは、凛とした和の空間にやわらかな表情をもたらします。
思わず目を留めたくなる愛らしい存在が、日向海で過ごすひとときに、ささやかな安らぎを添えています。
- 宮崎を映す器
料理を引き立てる器の一部には、宮崎県の陶芸家・chojin潮人(佐藤浩)氏によるオリジナル陶器を採用しています。
一ツ葉海岸沿いの黒松林や日向灘の風景をモチーフに、間伐された松から作った釉薬を用いるなど、宮崎の自然と文化を器に表現。料理を盛るだけでなく、その土地の風景や記憶を伝える存在として、一皿の世界観を豊かに彩ります。
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